草食系男子の増加
婚活と並んで最近話題なのは草食系男子だが、ニュースを検索してみると草食系男子という言葉を含んだ記事が毎日のように出ていることがわかる。記事をいくつか見てみよう。
http://www.rbbtoday.com/news/20090327/58913.html
> また、草食男子率50%以上の人の兄弟構成に注目してみると、「妹がいる」「弟がいる」「兄がいる」と答えた人に比べ、「姉がいる」とした割合は大きく数値が下回っている。「姉」という存在は、草食男子形成に何らかの影響を与えているのか、気になるところだ。
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一人っ子が増えたことが草食系男子の増加に拍車をかけているのかもしれない。コミュニケーション能力不足ということになるだろうか。
http://woman.nikkei.co.jp/hakusho/article.aspx?id=20090318f5000f5&page=1
> しかし、草食低温男子は仕事にもクールだ。アツくなるのは馬鹿馬鹿しいと斜に構えている。アンケートでも仕事はあくまで生きるための手段と考えている人が68.4%を占めた。仕事の悩みも「給料が安い」80.6%、「職場の人間関係がストレス」57.4%、と女子へのアンケートかと思ってしまいそう。
> 恋愛の意識も変わった。「バブル世代にとって、彼女がいることは価値があること。今の20代、30代にとってはゲームがうまい程度の価値しかない」(深澤さん)。当然、自分のライフスタイルを崩してまで、彼女と付き合いたいとは思わない。あくまで「いい人がいれば」恋愛、結婚したいという感覚。その結果、受け身でいることが当たり前になってしまった。
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男性の意識が変わったのは、やはり社会構造の変化が大きいのではないか。男性の自信は社会的な立場によるところが女性よりも大きいと思う。だから、現在のような先が見えない状況、あるいは女性と収入が同じか少ない場合には、男らしさを失うことになるのではないか。
もちろん、私は男女平等に不満を唱えるつもりはない。ただ、男性が自信を失っているのもまた事実だと思う。
男らしい男性を求めるのならば、女性は必死になった方がよいと思う。社会の構造と男女平等はこれからも継続していくので、いわゆる肉食系男子を求めるのはますます困難になっていくはずだ。と同時に、慎重にもならなければならない。今、男らしい男性は収入が十分にあるか、賢明か、若しくは自己の立場をわからず父親の真似をしているバカのどれかであると思うからだ。
> 男子の急速な変化に対して女子の意識の変化の度合いは意外に緩やか。「従来と同じ恋愛観、結婚観を持っている人は多い」(深澤さん)。中央大学教授の山田昌弘さんは「未婚の女性の半数は非正規雇用者、自立するのが難しいのも事実。また好きな仕事だけをしていたいと考えている女性も少なくありません」と指摘する。男子のあまりにも急激な変化に女子がついていくことができずに、ミスマッチが生まれているのだ。
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結婚適齢期という言葉はもう古い感もあるが、女性だけではなく、男性も「養わなければならない」という旧来の価値観に縛られ、苦しんでいると思う。旧来の価値観では男性は養う側なので、養えない自分のサイフ事情はすぐにわかる。それが、女性よりも急激な男性の意識変化をもたらしているのではないか。
就職でも氷河期世代がいて、今年の就職も氷河期ではないかと言われているが、結婚に関しては今は意識の移行期であると思う。男が養うという従来の夫婦像から共働きへの転換だ。現実を意識が後追いする状況にあると思う。数年後には、草食系男子が大半を占めるようになり、その中から相手を選ぶというのが当然になるかもしれない。
移行期世代になってしまったのが不幸だったという結論になりそうだ。
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